昨日は稽古納めでした。今年を振り返ってみるとコロナにだいぶ振り回された年でした。
予定されていた試合が中止されただけではなく、学校が使えなくなり稽古のできない期間があったり、面マスクなるものを使うようになったり、、、これまでの剣道人生の中でも全く経験したことのないことばかりでした。そのような状況の中、うれしいこともいくつかありました。
12月に開催された曽根杯では、創立以来初の団体優勝をすることができました。これまで準優勝や優勝チームを苦しめ接戦に持ち込むことができることはありましたが、団体では優勝に今一歩手が届かずにいました。そのような悪い流れを今年の6年生が打破してくれました。ありがとう。そして本当におめでとう。
コロナの前、今年は6年生が6名おり、いい勝負ができるチームにしたいなぁ~と淡い期待を抱いておりました。しかし、なかなか試合をさせてあげることができず、子どもたちのやる気や目標設定をどのようにしたらよいか、かなり悩みました(私も人ですので、いろいろ悩むのですよ)。
近年は、対外試合など、具体的な目標がないと自分たちのやっていることの意味が見いだせなくなる子どももいます。剣道は試合だけではないということは重々承知していますが、何のために苦しい稽古や厳しい稽古に対峙させればいいのか、剣の修練による人間形成ということで子どもたちはついてきてくれるのだろうか、BBQやお食事会、プールなどのレクリエーションもなくて大丈夫だろうか、といろいろ考えさせられた1年でしたね。しかし、子どもたちは皆休まず努力を続けてくれました(ありがとう!)。努力をすることができるのは君たちの才能の1つです。これからもその才能を遺憾なく発揮してくださいね。
これまでと同じようにとまではいきませんが、稽古や試合ができるようになってきた秋口から、徐々に新しい仲間も増えつつあります。鬼滅?の影響で、見学や体験等の問い合わせが増えてきただけではなく、小学1、2年生が入会するようになってきました。また中学生会員も増えており、今では東、籠上、服織、安東、城内、付属、大里、末広の中学生が稽古に励んでいます。そのため、稽古納めの紅白戦では、部活の練習試合が行われている感じでした(中学生も颯志会として試合や錬成会に連れていきたいですね。優勝できるかも???)。仲間が増えることもうれしいことの1つです。
また子どもたちの人数が増えるにしたがって、大人の指導者もだいぶ増えてきました。最初は2、3人の指導者で始まった颯志会ですが、今では10人以上いるのではないでしょうか?中学・高校・大学などで剣道をやっていましたが、社会人になって剣道から離れ、子どもが成長し、何か運動をやらせたいということで子どもを連れてきたお父さんやお母さんが剣道を再開する。親が一生懸命努力している姿を子どもに見せられるって素敵ですよ(いろいろなことを親が経験しているので、なかなかつらい、きついと言い出せない子どももいると思いますが、、、その辺は今の時代に合わせてくださいね)。
大人だけの稽古もできるようになったので大人たちも子どもに負けず頑張っていきましょう。ケガだけはしないように!!来年も何人の人が昇段できるでしょうか?
来年もどうぞよろしくお願い致します。
コロナに振り回されっぱなしの1年でしたが、最後の最後に大きな喜び(優勝)をいただきました😆‼️ 先生方、子供達、ご父兄の皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです❣️ありがとうございました🤗 来年もよろしくお願いします🙇🏻♀️